「マリファナ」まで聞いたら麻薬を思い浮かべるかもしれません。
英語名で「ヘンプ」
学名で「カンナビス」
日本語で「麻(あさ)」「大麻(たいま、おおあさ)」
実は「麻」は原子力等の枯渇性エネルギーに代わる再生可能なエネルギーなのです。
本来「麻」は日本人にとってなくてはならない生活に密着した伝統作物でした。
今でも神社の注連縄や鈴紐は麻で作られていますし、
その他、衣類、建材、食品、化粧品、燃料、プラスチック、医薬品など
約30,000種以上の製品が麻から作り上げることが可能です。
この植物を積極的に活用することにより、エネルギー、
健康、環境、医療、経済などの地下資源に依存した現代社会の問題を
すべて解決することができるといっても過言ではありません。
(ヘンプカープロジェクト2014フライヤーより)
この「麻」を何十年も研究し、
その素晴らしさを何年も前から伝えているのが、
中山康直さんです。
戦後民間で初めて「大麻取扱者免許」を取得されています。
「麻」についての本も多数出版されています。
2011年11月、この中山康直さんが大麻取締り違反容疑で逮捕される事件がありました。
この逮捕された当日は天上界や自然界の逆鱗に触れ、
ただならぬ雰囲気だったと、聴いています。
中山大麻裁判と呼ばれるこの裁判で中山さんは、これを好機とし、
大麻を取り締まっている法律自体の是非を問いかけています。
この方が私の住む地域の近くまでいらっしゃるとのことで、
岡山まで足を運びました。
ヘンプカープロジェクト2014です。
大麻の種子(麻の実)を搾油機で絞ったそのままの油を
燃料として走るヘンプカーに乗って、日本各地へ赴き、
イベントを通して、石油、石炭、天然ガス、原子力等の
枯渇性エネルギーに代わる再生可能なエネルギーとして、
この植物の多様性と可能性を伝えていく、というプロジェクト。
本当に素晴らしいことを伝えてらっしゃるので、
詳しくは中山さんの本や、サイトをご覧になっていただきたいですが、
今回の講演で、私も知らないことをたくさんお話しして頂きました。
今やヘンプの強度が高いので、ベンツ、BMW,プジョーなどの
外国車は電気自動車やドアパネル、内装材などに使用されているそうです。
従来のものより4分の1の軽さで、強度はそれ以上だからです。
聴けば聴くほど、麻は素晴らしい植物で、
私たちの生活を一変してくれるものです。
戦後、法律の規制により、麻農家は激減しました。
その法規制―大麻取締法は元々アメリカの法律から来ています。
アメリカのその法律の裏には
石油エネルギーに取って代えることのできる
脅威となる自然エネルギーを廃する為です。
「麻」のイメージを陥れるため故意に
「麻薬」の漢字に使われたとも言われています。
テレビや新聞で報道されていることは、
私ははっきり言って真実はないと思っています。
毎日毎日どの局でも同じ事件を取り上げて、異常だと感じませんか?
誰が誰を殺しただとか、加害者の動機だとか、
私にはネガティブエネルギーを広げているだけにしか思えません。
原子力エネルギーについては特にそうです。
テレビにおいて真実は語れなくなっているのです。
どうか内なる自己と繋がって、内なる声を聴いてください。
そして、真実を見抜く力を養ってください。
私たちはこれから何を選択して生きていくのか。
「麻」の法規制や様々なイメージ付けが陰謀論によるものだ、
ということを議論したいわけではない、と中山さんは言います。
問題はすべて私たちの中にあります。
国レベルではなく、地球レベルに意識をシフトしましょう。
石油と呼ばれる化石燃料は、2億年かかって、
しかも地球を傷つけながら掘削されます。
利権や既得権等様々な問題から抗争が起こり、
運搬中事故でもあったら海洋汚染へと繋がります。
ヘンプオイルは、200日かかってつくられます。
どちらが効率的ですか?
と中山さんは問いかけます。
この講演会の帰り道、私の最善なるスピリチュアルガイドさんが私に囁きました。
『これは神事です。』
本当にその通りだなぁ、と私も同意しました。
中山康直さんは、地球にとって、とても大事な存在です。
中山康直さんがされていることは、神事です。
どうか、ここを読んで下さっている方にも、
『麻』について、知っていただきたくて、取り上げました。
少し熱くなってしまいましたが(^^;)
明日は原爆記念日に合わせて広島を回り、
イベントをされるそうです。
(私が参加したのは8月4日(月)に岡山で行われたイベントです)