今回もM.ドーリル博士の『カバラの眞義』から
お伝え可能な部分を抜粋してお話ししてみたいと思います。
彼らは物質界に降りて来て、この結晶化した霊体に働きかけ、
その魂を暗黒の印象から解放させようと努力したが、内なる魂が
暗黒を受け入れて保持しており、その内部でその核が正常で
完全である限りは解脱さすことは出来なかった。
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彼らは姿、つまり実質の形態から解き放たれたが、暗黒によって
苦しめられていたのである。そこで完全なる魂たちは、別の力を創造して
これらの魂たちに向けて発した。するとこれらの魂たちが分裂して二分された。
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”聖”からの衝動効果を分け破ってネガテブの重荷から完全なる魂を
引き離し自由にしようとしたのであるがそれは、ただ単に魂を二分させるだけ
となり、各魂にネガテブの束縛が残ったのである。魂は二分され、
一方はネガテブ極に、他方はポジテブ極となった。
・・・
最初は、この二つの極性が一つの細胞(魂)の中にあったのだ
ここでいう、「ネガテブの重荷」の「ネガテブ」とは一般的に使われている
ネガテブの意味ではなくて、「不調和・不秩序」の意味です。
それから最初に出てくる「暗黒」というのも「不調和・不秩序」の意味です。
一方は「ネガテブ極」他方は「ポジテブ極」というのも、一般的に使われている
ネガテブ、ポジテブの意味ではなくて、ここでは
ネガテブ極(陰・女性)、ポジテブ極(陽・男性)という意味です。
ネガテブとポジテブとを二つに分かれさせていた魂の最初の衝動は、
この二つの魂が再び結合して一体になろうというものであった。
そして、彼らは肉体によって相互に分離していたのであるから、
結合して再び一体とならんとの衝動が、肉体内におこったのである。
換言すれば、人間における最初の性衝動は、
肉体的なものではなく、霊的なものだったのである。
それは魂の二つの極性が一体たらんとする欲求だったのである。
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古代知恵では、生殖機能は、種が存続繁栄するために子を産んで
新肉体に魂を入らせるためのものだけでなく、高度の意味では、
霊界心界における二つの魂の結びつきをも意味しているのである。
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古代知恵では、その行動が心的霊的諸特性をも同調させるものである時には
両者の間の障壁を取り除いて、両者が高級界で一体化するように助けるのだ
と教えられてきた。
だから東洋では性的エネルギーは、霊的に変質昇華しなければならない
と言われているのである。
東洋における最初の法則は次の通りである。
性衝動は頭の方にひきつけてもっていって、
そこで魂の門(松果腺)に集中させなければならない。
するとそこで肉体におけるのと同様に魂の同調が行われる。
「魂の片割れがいる」と言われている元の話です。
今この時期は自分の魂の片割れと出会う可能性が高いといわれています。
今回この地球に生まれてきたこの生を最後に
地球を去ると決めている魂が多く存在するからです。
この魂の片割れ―ツインソウルとのことはいろいろなところで
いろいろな人が言っていることだし、いろいろな本が出ていますよね。
霊性が高まっていき、本来の自分自身になっていったときに、
今現在いるパートナーがツインソウルであったことに気づくことになったり、
またはツインソウルとの突然の出会いを果たしたりする、
と言われています。
そして、後半のお話し。
性行動についてです。
性行動って本来はとっても神聖なものなんですよね〜。
なんでこのことを載せたかというと、
私自身、性行動について、親とか過去世とか今世でも
まぁいろんな影響を受けて
少し歪んだ捉え方をしていた時期があるんです。
ざっくりというと「辛いもの」という捉え方です。
でもそれって何か違うって思ってて、
というか辛くなりすぎてしまって、
いろいろ本で調べた時期がありました。
東洋では、千賀一生さんの『タオの法則 老子の秘儀』、
トム・ケニオン、ジュディ・シオンさんの
『マグダラの書―ホルスの錬金術とイシスの性魔術 』などを
読んで、それと当時お付き合いしていた方の協力を頂き、
いろんな私のなかの誤解やしこりがほどけていきました・・・。
両者の合意の上での性行為は、とても神聖なもので、
宇宙エネルギーの交換とも言えるものなのです。
気になる方は是非チェックしてみて下さいね!
別に「辛い」と思っていない方でもそれらの本を読むと
新しい素晴らしい気づきがあると思います・・・!