なにか書きたかったのですが、
昨日「ある方」とお約束をしまして、
「植物」のことを書かせてもらおうと思います。

これも4年ほど前の話です。
前回のお話に出てきた瀬織津姫様をご祭神とする清滝神社。
私はそのときの初めてのお参り以来この場所がいたく気に入って、
(神辺のお客様の近くということもあり)結構しょっちゅう
お参りに行っていました。
鳥居をくぐる前に一礼し、鳥居をくぐると
すぐ右手に大きな一本の樹がありました。
私はその大きな樹が大好きで、お参りに行くと必ず
がばーと抱きしめて「来たよ〜♡」
って感じで話しかけていました。
するとその樹は「よく来たねぇ〜」と
いつも暖かく迎えてくれていました。
それで人気が少ない神社なので
しばらくの時間をそこの敷地内で過ごすと、
帰りにまたその樹にがばーと抱き付いて
「またねー」と話しかけていました。
それで仕事が立て込んだりして
しばらくその神社に行けてない時間がありました。
っていっても1か月間くらいだったと思う。
で、朝の通勤中だったか、
お客様のところに行く途中だったか
忘れましたが、
私の前を走っていた車のナンバーが
「999−1」という車が走っていまして、
それを見た瞬間、
「あ、あの神社に行かなきゃ!!」と
居てもたってもいられなくなりました。
(「999−1」は清滝神社の住所の番地なのです)
そしてその日のうちに何とか
仕事のスケジュールをやりくりして
その神社に行きました。
すると、なんということでしょうか!!!!
その私の大好きな樹がありません!!!
近くにはクレーンのような機械が置いてあります。
でも人は誰もおらず、私はその樹のあった場所に
近づきました。
そうすると唯一まだ「切り株」だけがありました。
私はそこに手を添えて、
何ともいえない衝撃と喪失感を味わっていました。
「なんで?なんで?なんで?」って。
すると、その「切り株」が
「そんなに悲しまないで。」
「これはあなたと出会う前から決められていたことだから」
って言うんです。
で、私は
「はぁぁぁ〜〜〜〜そうなんだ〜〜〜〜〜」
「はぁぁぁ〜〜〜〜そうなんだ〜〜〜〜〜」
と何度も頷きました。
そして何度も
「大好きだよ。今までありがとうね。」
って伝えました。
するとその「切り株」も
「ありがとう。」
「ありがとう。」
って答えてくれてました。
そして、2週間後くらいにまたその神社を訪れたとき、
今度は本格的に工事が始まっていて
大工さんやら機材やらがいろいろ作業をしていて、
こっそり階段下からそれを確認し、
お参りすることなく
帰りました。(多分入れなかったと思う)
で、また数日後その神社にいくと、
まだ工事中ではあるのですが
大工さんたちはいないようなので
階段を上って神社に入りました。
そして鳥居をくぐった瞬間、
気が付きました。
「地面が変わってる」
「っていうかその切り株の跡すら埋め立てられてる・・・・!!!」
私はどこかでその樹の「切り株」と逢えると思っていました。
そしてその樹の「切り株」とお話しできると思っていました。
またまたショックを受けて
私は帰ることになったのですが、
帰ってよくよく考えてみると
あのとき私の前を走っていた車の
ナンバーが「999−1」で
私がそれを見て咄嗟に「あの神社に行かなきゃ!!」
と思ったこと。
それって、「神社に来てください」というメッセージがあって
私がそのメッセージを受け取ったということ。
だって、その時に神社に行っていなければ
私はその大好きな樹と「最後の会話」をすることが
できなかった。
私はとっても仲の良かったあの「樹」に呼ばれて
「最後の会話」「最後のお別れ」をしに
行ったのだな、と悟りました。
これが私が大人になって
具体的に意識的に
植物とコミュニケーション
(それもすごく解りやすい、明確な会話)
をとったお話です。
よくよく考えれば小さい頃はいろいろなモノたちと
話をしていたな、とは思い出すのですが、
例えば机からモノを落とした時、
「あ、ごめんね、大丈夫?」って
例えば何かモノにぶつかったとき
「あ、ごめんね、大丈夫?」って
↑
え〜、謝ってばっかりですが(笑)
そう思えば、そんなのって気づいたら今でもしてるな、
って感じたりします。
(熊野古道の話に続く)
☆お知らせです☆
個人セッションやっています。
詳しくはこちら → ♪♪♪♪♪